断裁機という製品に向き合い、素材を吟味し80年以上作り続けている純国産断裁機。
その高品質という伝統を守り続けた強靭なボディと使いやすさを優先したアプリケーションを持たせた、断裁機をリリース。
お客様がより安全に正確かつスピーディーに作業ができるようにするため、一つひとつの部品を厳選し次世代の断裁機が誕生。
シンプルかつアグレッシブなパネルデザイン
限りなく黒に近いダークグレーにカンパニーカラーでもあるブルーラインをアクセントとして、シックでありながら、アグレッシブな印象を持たせる操作パネルは長時間見続けても疲労しないように、トーンを抑え、画面に集中できるデザインとしています。
10.5インチワイドのタッチパネルモニターを採用し、ボタンをアイコン化することで、直感的に選択することが可能です。
作業状態を周囲が確認
パネルに新しく追加されたインフォメーションLED。
光電管の状態や、庖丁交換時など機械の状態を表示。
どんな作業が行われているのかを周囲に知らせることでオペレーター以外に対しての安全性も高まります。
押しやすさと強度を最優先
キーボードの重さは断裁機にとって重要です。
タッチが重すぎるとオペレーターが1日で何度も力を入れてボタンを押さなければならないために疲れやすく、逆にキーボードが軽すぎるとタイプミスが発生し易くなります。 N1ではキーボード界で定評のあるメカニカルキーのCherry MX茶軸を選択。ハードな使用でも十分に耐え、考え抜かれたインプット角度と軽すぎず重すぎない押込み圧を40gに設定されており、押し心地を優先したこのキーは世界のeスポーツ業界の巨匠からも選ばれています。
直感的に位置決めできること
「直感的に」に焦点を置いて開発された手回しパルサーは、回す速度によって移動スピードが変化します。ちょっと距離が長くてボタンで移動のような場面でも早く回せばスピーディに正確な位置決めが可能です。パネルに手を伸ばす時間を短縮でき、心臓位置よりも高く上げることがなくなる為、オペレーターへの作業負担が減り、作業効率が上がります。
ちょっとした庖丁交換のわずらわしさ
左側のボルトを取り外す際の停止位置の調整が意外とわずらわしかったりします。ちょうど良い位置で止められず何度もやりなおしたり。
庖丁交換モードを利用することでいつも一定の位置に停止できるようになりました。
指をはさみ事故からまもる
指や異物を事前に検知し、クランプを上昇させるクランプセンサー®を標準装備。4つのセンサーではさみ事故の発生を抑えます。
>>詳しくはこちら
見当時にはゆっくり動作
見当時に光電管を遮るとクランプ動作がスローになります。今までは踏み加減でスピードを調整していましたが、スピードを制限することで事故リスクを下げることができます。また、クランプセンサー®と合わせることでさらに安全性が高くなります。
直感的に操作できるように、わかりやすい色とピストグラムを使用し、各ボタンのスペースを広く設置しました。 作業に欠かせない軍手を使用したままでも押せる、大きいアイコンや抵抗膜式のタッチパネルを採用し、押し間違えが少なくなるようなデザインにしました。
ブルーライトを減らす為にブラックの背景として、オペレーターの負担を減らします。
機能はあるが使わない、入力が難しい機能といったものを一切省き、「オペレーションが難しい」といった部分を払拭。少しのトレーニングでもすぐに使いこなせるように機能を限定したことで、オペレーター育成の時間を短縮することができます。
庖丁交換目安と給油目安
管理のしにくい庖丁交換までの状況や、グリス給油までの状態が見えるようになりました。
断裁回数を重ねるごとに、ゲージが減っていき、残り回数が少なくなると色が変わります。
その為、庖丁交換のタイミングが取りやすくなります。
アドレスを一覧で表示
使用しているアドレスが一覧で閲覧可能。タイトルを併用することで、リピート作業でもスピーディーに探すことができます。開きたいアドレスを選択することで、ダイレクトにその作業を開始することができます。
状態を表示する自己診断モード
現在の動作状態を表示します。このため、異常の発生と同時にすみやかに診断が実行でき、異常を高精度に把握することが可能です。修理箇所をスピーディーに把握することができます。
メンテナンスモード
N1にて初めて採用された庖丁交換モードへの切替や、各メンテナンスについての選択項目を纏めています。自己診断やバックアップ等がこのモードから選択することができます。
NCW-137HHN1 | NCW-116HHN1 | NCW-102HHN1 | |||
断裁幅 | mm | A | 1,370 | 1,160 | 1,020 |
断裁長 | B | 1,340 | 1,160 | 1,020 | |
断裁厚 | C | 160 | 165 | 155 | |
テーブル前面長 | D | 695 | 635 | 635 | |
テーブル高さ | E | 850 | 850 | 850 | |
ベース前面長 | F | 700 | 690 | 600 | |
テーブル背面長 | F’ | 1,740 | 1,480 | 1,290 | |
ベース長 | G | 790 | 790 | 790 | |
ベース後方長 | I | 1,315 | 1,065 | 875 | |
フレーム幅 | J | 2,520 | 2,360 | 2,220 | |
シャフト突出幅 | K | 10 | 10 | 10 | |
サイドテーブル長さ | L | 650 | 650 | 560 | |
サイドテーブル幅 | M | 850 | 850 | 750 | |
機械幅 | N | 3,070 | 2,860 | 2,520 | |
機械長 | O | 2,805 | 2,545 | 2,265 | |
機械長(下部) | P | 1,050 | 1,050 | 1,050 | |
機械高 | Q | 1,565 | 1,560 | 1,560 | |
庖丁長 | R | 1,610 | 1,410 | 1,250 | |
最大締め圧 | kg | S | 4,000 | 4,000 | 4,000 |
毎分断裁回数 | 回/min | T | 42 | 42 | 42 |
庖丁用モーター | kw | U | 1.5 | 1.5 | 1.5 |
締め用モーター | V | 1.5 | 1.5 | 1.5 | |
送り用モーター | W | 0.4相当 | 0.4相当 | 0.4相当 | |
エアーテーブルモーター | X | 0.85 | 0.85 | 0.42 | |
電力総容量 | Y | 4.25 | 4.25 | 3.82 | |
重量 | kg | Z | 4,400 | 4,000 | 3,500 |