長期の使用による精度ダウンを低減 精密仕上げスライド機構

12カ所のスライド面に「きさげ加工」を実施。この精密仕上げによって、断裁機の可動部の潤滑条件を最適化し、精度の低下を抑制しています。きさげ加工は弊社社員の中でも特に高度な技能を有する「認定クラフトマン」だけに許された手作業の工程です。きさげは、一般的な工作機械では不可能な、頭髪が入らない程の隙間を管理する、極めて精密な加工です。
その公差は0mm+0.019mmと、まさに極限の領域です。